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歳時記


踊るボタン
 
 見事なボタンの花が咲きました。
ボタンの花言葉に「王者の風格」、「風格ある振る舞い」があります。
その言葉の通り、大きな花は大変立派です。
「立てばシャクヤク座ればボタン・・・」と諺にありますが、茎がすらりと伸びるシャクヤクに対して横に枝を出すボタン。
 
大きな赤紫色の花弁は、意外と薄くて柔らかく、両手を広げたまだ若いボタンの木が、風のリズムにあわせて、楽しそうに踊る姿には、王者の風格が感じられます。

ピンクや黄色の花もありますが、牡丹色とは、このボタンの花のような、あざやかな赤紫色。

ぼたんゆきとは、このボタンの花びらみたいに大きなふわふわの雪が、花びらが散るように降る雪。

ボタンエビなど、ボタンという語は、華やかなものを形容する語としても用いられます。

ボタンの根の皮は、牡丹皮の名称で、血分の熱を冷まし、発熱や出血、またオ血による腫瘤・月経痛・便秘などを改善する生薬です。また肝鬱による熱症状の緩和にも効果があります。

季節は刻々と進み,ボタンにつづいて開花するであろうシャクヤクの花が,今からとても楽しみです。
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(掲載日:平成20年05月02日)