2013年7月 |
オニノヤガラ 車で走っていて、前方にオニノヤガラが咲いているのを見つけた。棒状の花が必ず数本立って咲いているから遠くからでもよく目立つ。腐生ランの一種で葉緑素がなく、ナラタケ菌と共生する。地中の根茎を掘り上げて乾燥したものが天麻となる。 | |
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カラスビシャク 植えた記憶がないのに畑にカラスビシャクを見つけた。図鑑には畑の雑草とあるが薬草だからと思って残しておいたら、最近はあちこちで見られるようになった。カラスビシャクの名は仏炎包葉の形からきているらしい。その花期は今頃。その中を開いてみた。 | |
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クロバナヒキオコシ 根茎から数本の茎を伸ばして、草丈は1メートル以上にもなる。でも草姿に似合わず花は小さく、葉の付け根から花茎を伸ばした先に集散花序をつける。花の色は濃紫色。薬用には全草を苦味健胃薬として消化不良、食欲不振、腹痛などに用いられる。 | |
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ハンゲショウ 暦で半夏生という日があって、その頃になるとテレビでこの花の咲いている風景がよく映し出される。花は小さくて目立たないが、今頃、花に近い部分の葉が半分ほど白くなって化粧したように変化する。薬用には全草を、むくみ、脚気、できもの、腫れ物などに用いられる。 | |
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ヤブガラシ 巻ひげで樹木などに絡みついて繁茂して、草木を枯らしてしまうほどに繁殖力が強いことからついた名のようだ。花は黄緑色の小さな4弁花を咲かせる。この花にはハチやチョウがよく訪れる。薬用には根茎や根を用いる。若い芽は塩ゆでにして水にさらし、三杯酢、酢味噌和えなどにして食べられる。 | |
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