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薬草写真展示室

2014年6月 
 
アカバナムシヨケギク キク科

コーカサス地方原産の多年草。花はシロバナムシヨケギクと同様にピレスリンなどを含み、蚊取り線香の原料に使用される。しかし、その含有量が少ないことから、わが国では観賞用に栽培されている。
アカバナムシヨケギク キク科 アカバナムシヨケギク キク科
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アマチャ ユキノシタ科

花はヤマアジサイに似るが、葉を噛めば甘みがあるから区別ができる。甘茶の材料として栽培されるが、観賞用として庭に植えられることがある。夏の頃、葉を刈り取り、発酵させて乾燥すると甘茶になる。
アマチャ ユキノシタ科 アマチャ ユキノシタ科
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クチナシ アカネ科

本州中部以西の山でも稀に見られるが、もっぱら庭木として栽培されている。
薬用部分は果実で山梔子と言い、熟した果実を乾燥したものである。また、果実には色素成分を含んでいるから、薬用以外に食品の色づけにも利用される。
クチナシ アカネ科 クチナシ アカネ科
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コウホネ スイレン科

北海道から沖縄までの池や沼などで見られる多年草の水草。根茎は泥の中で横に伸び、中は白くて海綿状である。和名は地下茎を骨に見立てて付けられた名。葉が斑入りの品種や花が紅色の品種がある。薬用部分は根茎。
コウホネ スイレン科 コウホネ スイレン科
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ヒョウタンボク スイカズラ科

花が咲いた後にできる実が2個接着して瓢箪形に変わる。ヒョウタンボクの和名はそれからついた名。実は赤くてきれいだが毒成分を含んでいるから食べられない。増殖は挿し木で簡単に増やすことができる。
ヒョウタンボク スイカズラ科 ヒョウタンボク スイカズラ科
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