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薬草写真展示室

2016年11月 
 
コダチチョウセンアサガオ ナス科

南米原産であるが、わが国には大正初期に渡来し、今も園芸植物として栽培されている。花は夏から秋の頃に葉えきから下垂して先はラッパのように広がる。薬用部分は種子及び葉であるが、どちらも毒成分のアルカロイドを含む。
コダチチョウセンアサガオ ナス科 コダチチョウセンアサガオ ナス科
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ガマズミ(実)スイカズラ科

北海道から九州まで分布し、日当たりのよい山野に生える落葉低木。花は白色で5月ごろ開花する。秋ごろ、赤く熟した果実から薬用酒を作る。疲労回復などに効果があるという。実が黄色のキミノガマズミがある。
ガマズミ(実)スイカズラ科 ガマズミ(実)スイカズラ科
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ザクロ(実) ザクロ科

小アジア原産の落葉高木で、高さ10mほどに成長する。古くから栽培されていて多くの品種があり、わが国では花木としてよく庭園に植えられる。根皮にアルカロイドを含み、駆虫薬などに用いられる。
ザクロ(実) ザクロ科 ザクロ(実) ザクロ科
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シオデ(実) ユリ科

原野や林縁に生えるツル性の多年草。春の新芽は山菜として利用されてきた。茹でてお浸しや和え物にすると美味しい。薬用には根茎と根を乾燥して用いる。関節痛、腰痛、筋肉痛などに効果があるという。
シオデ(実) ユリ科 シオデ(実) ユリ科
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ワタ(実) アオイ科

町を歩いていたら、綿製品の店の前に鉢植えを展示していた。花期は秋ごろであるが、既に花は終わっていて実と綿をつけていた。薬用部分は綿実で、煎じて催乳薬として用いられるという。
ワタ(実) アオイ科 ワタ(実) アオイ科
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