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薬草写真展示室

2017年4月 
 
キュウリグサ ムラサキ科

北海道から九州までに広く分布する。路傍や田の畔などでよく見られるが、分からなければ葉を手で揉むとキュウリのような匂いがあるから分かる。花期は4~5月、瑠璃色の小さな花を多数付ける。薬用部分は全草で日干しにして用いる。
キュウリグサ ムラサキ科 キュウリグサ ムラサキ科
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コブシ モクレン科

北海道から九州までの山地で見られる落葉高木。庭木としてよく庭園に植えられる。コブシは葉の出る前に白い花を付けるから花の時期には良く目立つ。薬用部分は花蕾で、花の咲く前に収穫して陰干しする。
コブシ モクレン科 コブシ モクレン科
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ヒメウズ キンポウゲ科

本州中部以西、四国、九州に分布。山地や草原、田畑に見られる多年草。地下部には黒色の紡錘状をした塊根がある。薬用には5~6月頃、この塊根を掘り上げて水洗い後、日干しにして用いる。
ヒメウズ キンポウゲ科 ヒメウズ キンポウゲ科
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ユスラウメ バラ科

中国原産ではあるが江戸時代から栽培されているらしい。花期は4月頃、葉が出る前に枝に白色から淡紅色の花を咲かせる。直径1㎝ほどの果実は6月頃に赤く熟し、食べられる。薬用部分は果実。
ユスラウメ バラ科 ユスラウメ バラ科
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ムラサキケマン ケシ科

昆虫少年だった当時、蝶の食草であるこの草を探し回ったことを覚えている。日本各地の路傍や田畑などに見られる。図鑑には種子がアリによって運ばれるとあるが、どうするのだろう。薬用には全草を用いる。
ムラサキケマン ケシ科 ムラサキケマン ケシ科
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