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薬草写真展示室

2017年12月 
 
クコ(実)ナス科

垣根のクコにたくさんの赤い実が付いていた。クコは薬膳料理などによく使われて、近年人気のある食材である。クコの実は赤いものと思っていたが、黄実のクコ、黒実のクコ、実の大きな大実のクコなどの品種があるらしい。
クコ(実)ナス科 クコ(実)ナス科
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シャリンバイ(実)バラ科

本州、四国、九州、沖縄地方に分布する。主に海岸地帯に多く自生する常緑の低木で、庭園などに植栽される。樹皮からは大島紬の褐色染料をとる。果実は球形で黒色。薬用部分は枝葉および根。
シャリンバイ(実)バラ科 シャリンバイ(実)バラ科
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センダングサ(種子)キク科

今頃に野山の草むらを歩けばズボンの裾には必ずいくつかの種を付けて来る。センダングサはその一つで、取り除くのが一苦労。民間で茎葉を煎服して風熱をとり、ムシ刺されには生汁を塗布するとあった。
センダングサ(種子)キク科 センダングサ(種子)キク科
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トベラ(実)トベラ科

本州中南部、四国、九州に分布する。海岸地方に自生する常緑の低木で、公害に強い木であるから、道路の分離帯や街路樹などによく使われている。果実は完熟すると3裂して赤い種子が見える。薬用部分は茎、葉。
トベラ(実)トベラ科 トベラ(実)トベラ科
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ミカン(実)ミカン科

年末から年始にかけては温州ミカンの最盛期であるから、誰もが皮を剥いて食べているであろう。ところが今、質の良い陳皮が不足しているらしい。手剥きの陳皮は良質の生薬になるが、ごみとして廃棄しているのはもったいない。
ミカン(実)ミカン科 ミカン(実)ミカン科
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