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薬草写真展示室

2018年10月 
 
ゴシュユ(実) ミカン科

中国原産、享保年間に薬用木として渡来した。本州中部以西、四国、九州地方で栽培される。果実は熟すと赤紫色に変わる。薬用部分は果実で、秋に熟した果実を収穫し、乾燥して用いる。また、茎葉は風呂薬に用いられる。
ゴシュユ(実) ミカン科 ゴシュユ(実) ミカン科
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ハマビシ ハマビシ科

本州の関東以西、四国、九州に分布する。海辺の地などに生え、茎は匍匐して四方へ広がる。夏のころ、葉腋に小さな黄色の花をつける。果実は固く、棘があってヒシの実のようである。薬用部分は果実。
ハマビシ ハマビシ科 ハマビシ ハマビシ科
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カラタチ(実) ミカン科

枝に鋭い棘があって、生垣によく使われたが、最近は見ることが少なくなった。しかし、丈夫なことからミカンの台木には今も使われている。薬用部分は果実で、未熟または成熟した果実を乾燥して用いる。
カラタチ(実) ミカン科 カラタチ(実) ミカン科
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ヨモギ キク科

山野でふつうに見られる多年草。春の若葉を餅に入れて使うから餅草ともいう。薬用部分は葉。また、葉をすりつぶしてもぐさをつくる。丈夫な植物で、一度庭や畑に植えると増えすぎて駆除に困るほどである。
ヨモギ キク科 ヨモギ キク科
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フジマメ マメ科

熱帯アジア原産。関東以西の暖かい地方で栽培される。茎はものに絡みつきながら長さ数mほどに伸びる。花の色は紫色であるが白色のものもある。和名は、花がフジの花に似ていることから付いた名。
フジマメ マメ科 フジマメ マメ科
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