アミガサユリ(貝母)の花の一群にかわって、同じ場所にホウチャクソウが大量に咲きはじめました。

アミガサユリもホウチャクソウも同じユリ科植物です。

葉の色は、ホウチャクソウの方がやや濃い緑色で、花はアミガサユリ(貝母)のクリーム色よりももっと白色です。

また、ホウチャクソウに似た植物にナルコユリとアマドコロがあり、これらも花を咲かせています。

葉の形や花の様子が似ていることから、私の中ではよく混乱します。

茎が上方で分枝して、茎の先端に1〜2個の花が垂れ下がっているのがホウチャクソウ。茎は分枝しなくて、円柱状であるのがナルコユリで、6本の稜があるのがアマドコロです。ナルコユリとアマドコロの花は、葉腋ごとに下がっているので、たくさんの花が並んでつきます。

山などで見かけることがあれば是非、確かめてみてください。

アマドコロの根茎は生薬名「玉竹」、ナルコユリの仲間の根茎は「黄精」といわれ、滋養、強壮薬として、疲労倦怠、食欲不振、のどの渇きに利用されます。特に足がほてるという方には適しています。

形態も薬効も似ているアマドコロとナルコユリは似たもの同士です。

アマドコロの若芽は有名な山菜ですが、ホウチャクソウは有毒です。採集するときには、必ず種の確認を行って間違えのないように注意してください。