新しい年が始まって1番に口にするのは「お屠蘇」でしょうか。それとも「お雑煮」でしょうか。

屠蘇は、「蘇(鬼の1種)を屠割する。」の意味で、邪気を払い、齢を延ばすといわれる薬酒です。

元旦の朝、年少者から年長者へと順にお屠蘇をいただく風習は、平安時代の宮中で行われた儀式です。

今では、普通の酒を「おとそ」とされる家庭も多いようですが、本来は酒やみりんに

屠蘇散(サンショウ、ケイヒ、ボウフウ、キキョウ、ジュツなどが配合された処方)を浸したものです。

お屠蘇は、直接的に病状を改善するものではないかもしれませんが、

「邪気を払って今年も1年間、無病息災に過ごしたい。」と願う気持ちは誰も同じことでしょう。

年の初めにおごそかに健康を願うお屠蘇の風習は、いつまでも大切に伝えていきたいもののひとつです。

みなさまのご健康と益々のご活躍を心からお祈りいたします。