今日は大晦日、そして明日2月1日は春節。

中国では、西暦とともに農耕のめやすでもある旧暦(太陰暦)が使われており、旧暦のお正月を「春節」

と称してお祝います。

春節は、春が大地によみがえり、万物が更新する時期とされ、中国では最も重要な祭日です。

家々の門には、春聯といって「物華天宝、人傑地霊」や「歳々平安日、年々如意春」などのめでたい

一対の句を貼り、門神の絵が魔よけに貼られます。

春聯の起源は古代の「桃符」で、新年を迎える時に、桃の木の板に護符を書き、それぞれ左右の門の扉

に貼りつけて、邪を避け、福を迎えたことに由来するそうです。

古来、桃の木は「邪気を圧伏し、百鬼を制す」仙木とされ、その実は「邪気を祓い、不老不死をもたらす」

仙果として尊ばれてきました。

桃の木で作った弓は、昔から儀式に使用され、『古事記』では伊邪那岐命(イザナギノミコト)が黄泉の国

から逃げ帰るとき、追ってきた鬼達に桃の実を投げつけて命からがら逃げ帰ってきた。と伝え聞きます。

桃の種は桃仁の名称で、消炎性駆お血薬として婦人病などに利用され、葉は、桃葉湯

にするとあせもや湿疹など皮膚のトラブルに効果があるとされています。