1週間ほど前に小さな三角頭のセイタカアワダチソウを見つけました。

今では、背をグーンと伸ばし、三角頭も大きく黄色くなり、立派に自己主張しています。

セイタカアワダチソウは北アメリカ原産の帰化植物です。

花後の実の様子が、酒を醸造するときの泡立ちに似ていることから泡立草の名まえがあるそうです。

根からはアレロパシー物質を分泌し、植物の種子発芽を抑制することから他の植物の侵入を阻み、自らは地下茎で

繁殖して空き地などで大群落をつくります。花が咲くと空き地はあたり一面、黄色くなります。

セイタカアワダチソウが急速に広がったのは第2次世界大戦後のことで、10〜11月のこの花がない時期に、蜜源

植物として養蜂業者が積極的に種子を散布したことに始まったといわれています。

一時、花粉アレルギーの元凶であるとされ、嫌われ植物のひとつにされてしまいましたが、セイタカアワダチソウはミ

ツバチなどの昆虫によって花粉を媒介させる虫媒花であることから、今では花粉アレルギーとは関係がないとされて

います。

花は草木染めにすると、花の色のように冴えた黄色に染まります。

また、トール・ゴールデンロッド(Tall Goldenrod) の名前で、アラバマ州の州花とされています。

花の黄色は美しく、重要な蜜源植物であり、草木染めの染料になり、根から分泌するアレロパシー物質は、雑草駆除

に利用できるかも。

と考えると悪者というよりもむしろよい者かしら。