道路わきの緑の葉の集団の中に、オレンジ色が、

また次の所では、ピンク、ピンク、ピンク、桃色そして白色。

つつじの花が鮮やかに映る季節になりました。

そして、その植木の足元からは、明るい黄色の花が一輪。

まづは、目を閉じて想像してみてください。

タンポポには、帰化種と在来種があります。

帰化種である西洋タンポポは、黄色の舌状花を取り巻く緑の総苞片が反り返ることで、在来種とは簡単に区別ができます。

タンポポの全草あるいは根を乾燥した生薬「蒲公英」は、解熱、発汗、健胃、強壮、利尿に用いられます。

古来、ヨーロッパでタンポポの若い柔らかな葉をサラダに、根は乾燥後に炒ってコーヒーの代用とされてきました。

根は水分代謝を良好にして、むくみをとるのに有効であるとされ、タンポポの茎を折ると白い汁がでますが、そのような植物は母乳分泌促進に効果的であるともいわれています。

しかし、多量に使用すると下痢をきたすこともあり、冷え性で体力のない人は特に注意が必要です。

また、花の黄色は胃腸を温めて機能を回復してくれる色とされています。

花の後のふわふわの丸い綿毛も緊張している気持ちをほぐしてくれるかのように、ゆったりとした気持ちにしてくれます。

私たちにとって、タンポポは薬用、食用として、また目に見えないエネルギーを与えてくれる有用な植物です。