入梅して10日ほどが過ぎたでしょうか。

普段通る路にこんなにたくさん紫陽花があったことを、改めて知りました。

茎や葉だけでは人目につきにくいのですが、花の存在は大したものです。

雨降り効果も手伝ってみずみずしく、とても美しく目に映ります。

後どれくらい!

じめじめした日が続くことを考えるのは憂鬱ですが、雨の日のちょっとした楽しみを見つけました。

開花中のドクダミは、今が収穫に最適です。

ドクダミの生薬名は十薬(じゅうやく)で、開花期に根を含めた全草を採集して日干しにします。

煎じて飲めば、尿を利し、便通をよくし、高血圧を予防します。

化膿性の腫れ物には、新鮮な葉を新聞紙などに包みあぶって、柔らかくしたものを患部にあてれば、

膿を出し、腫れが引きます。

特異な葉のにおいの成分には、抗菌性や抗かび性があるため、生の葉を摺りこむことにより水虫など

に対する発育阻止作用が期待できるようです。

「しつこい水虫」のフレーズをよく耳にしますが、ドクダミ方法を未だ試みていない方、多少の

臭気をがまんして是非ともお試しあれ。