今は一年中でもっとも寒い時です。

また、花の種類も少なく、さみしいときでもあります。

そんなときに、「寒牡丹まつり」という言葉を目にしました。

牡丹は春に花咲く花木ですが、

春についた蕾をつみ取り、夏の終わりには葉をつみ取って花期を遅らせ、藁の霜囲いをして、冬に開花する牡丹を「寒牡丹」といい、春咲きの品種を人工的に温度調節することによって、冬に花を咲かせる牡丹を「冬牡丹」というそうです。

開花時に葉がないものが「寒牡丹」、緑の葉がついているものが「冬牡丹」です。

牡丹の根の皮は、生薬名「牡丹皮」で、清熱涼血薬として発熱や出血を改善し、オ血による腫瘤、月経痛、便秘などを改善する処方に配合されます。

中国では「牡丹花」も月経不順などに用いるそうです。

草木の少ない殺風景なこの季節に、牡丹の花は華やかで、藁の笠を被った姿は、凍りつきそうな寒さを一時だけ忘れさせてくれそうなくらい健気で可愛い。