謹賀新年 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

お正月を迎えて、お家でお餅を食べる機会も増えたと思います。お餅はお雑煮や焼き餅などにして食べると大変おいしいものですが、食べ過ぎたり、のどに詰まらせたりしないように十分注意したいものです。

「餅(もち)」という言葉は、本来「糯飯(もちい、もちいい)」という言葉を略した言葉で、糯(もち)で作ったものを指すといわれています。糯(もち)とは、米、粟、黍などの穀類で、炊いたときに粘り気が多く、餅を作ることができるものを言います。現在では餅というと、糯米(もちごめ)を蒸してから搗いて、様々な形にまとめたものを指し、お正月や節句などのお祝い事に用いられます。しかし、広くは糯米だけでなく、他の穀物を使ったものも餅と称していたようです。

糯米には、でんぷん粒を構成する主成分の一つであるアミロペクチンが多く含まれています。アミロペクチンは、グルコースの鎖が複雑に分枝・結合したもので、水に溶けにくい性質を持ちます。一方、普段食べるお米には、グルコースが長い鎖状に連なったアミロースが多く含まれています。

「餅は餅屋」という言葉があります。餅は餅屋のついたものがいちばん美味しい。その道のことはやはり専門家が一番であるという例えです。私達が取り扱っている生薬は多品目にわたります。餅は餅屋といわれるように、いろいろな生薬の品質について日々精進していく所存ですので、本年もご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。