今年は梅雨の時期が長く、新型コロナウイルスの感染拡大に加えて、各地で大規模の水害や土砂崩れなどが発生しています。大雨をもたらす線状降水帯の発生頻度が増えていますが、それは地球温暖化による海水温上昇も一因のようです。近年では、毎年のように土砂災害が起きてきていることが気がかりです。

さて沼地では、ピンク色のきれいなハスの大きな花が咲きはじめました。ハスはスイレン科の植物で、いろいろな部位を薬用や食用として用います。ハスの仲間は、花を観賞する花バスと、食用を主とする食用バスに大きく分けられ、食用バスは地下茎がよく肥大します。

ハスの地下茎は蓮根(れんこん)とよび、食用としても有名で、水底の土中にあります。また葉を蓮葉(れんよう)・荷葉(かよう)といい、中華料理やベトナム料理などで、お米を包んでふかして香りをつけた料理があります。また果実を蓮実(れんじつ)と呼び、薬用とします。蓮実の中央部分には緑色の胚の部分の蓮子心(れんししん)があり、細長く、極めて苦いです。

蓮実は、清心蓮子飲や啓脾湯などに配合されています。蓮実が持つ安神作用により、眠りの質がよくなると言われています。しばしば蓮実をやわらかくして砂糖をまぶしたものもお店で売られているので、睡眠の質を気にされる方は、先ずはこちらから一度試してみるのも良いかもしれません。