新型コロナウイルスのワクチンが世界各国の製薬会社で作成され、ワクチンが日本でも承認されました。しかし、ワクチンは世界規模で必要とされているため、日本に供給される量にも限りがあり、接種がなかなか進まないようです。

今年の冬は、例年に比べて寒い日が続いたと思えば、急に暖かい日が続いたため、山の斜面に降り積もった雪が急に解けやすくなっています。そのため、なだれ等に気をつける必要があります。

さて、ユウタン(熊胆)はクマの胆嚢を乾燥させたものですが、富山県のとある地域では4月25日までにユウタンを取る必要があると言われています。これは雪解けの季節と関係しています。冬眠していたクマが雪解けの頃に冬眠から目覚めて、周囲をうろうろと歩き回ります。この時期が例年4月中旬と言うことになるのでしょうか。

日本ではクマの胆汁を乾燥させるために、二枚の木の板にそれぞれ穴を開けて、風通しをよくして、より乾燥しやすくしたものを用いてクマの胆嚢を挟み、これを軒下につるして乾燥させます。そのため熊胆は平たく丸い形で仕上がっています。一方、タイ国産は、クマの胆嚢を板などに挟まずに、そのままの形で干しているため、最終的にその形は紡錘形をしています。