クコ ナス科 クコは果実を枸杞子、葉を枸杞葉、根の皮は地骨皮として用いられる。民間でも葉を茶剤にしたり、果実は薬膳料理や薬用酒を造って利用される。 クコは山に自生しているが、花や、赤い実が付くとなかなかきれいな木になるから庭や鉢植えにして楽しむのもよい。 | |
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チダケサシ キンポウゲ科 山地の、やや湿ったところでよく見かける。茎は直立して先端部に白や淡紅色の花をつける。チダケサシの名は、山で採ったチダケというキノコをこの茎に挿して持ち帰ったことに由来するという。薬用部分は根茎で、解熱、解毒薬などに用いられる。 | |
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ツリガネニンジン キキョウ科 山間の田の畔に花をつけた株をたくさん見つけた。昔の人は咳止め剤として用いたようである。本には「タンパク質や脂肪などを多く含み、山菜の中でも栄養に富むものの1つである。春の新芽はもちろん、根を生で、あるいは煮て食べられる」とあった。 | |
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トウモロコシ イネ科 食用や飼料として栽培されている。雌雄異花で茎頂に雄花を、葉腋に雌花を付ける。近年はいろいろな品種があるのを知り、食用に家庭菜園で作ってみた。実が黄色や白色、混合の品種があって、煮たり焼いたり蒸して食べてみたが、とにかく採れたてはとても美味しい。南蛮毛は利尿薬に用いられる。 | |
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ノリウツギ ユキノシタ科 樹皮を水に浸漬すると出る粘液は、古くから和紙をすくときの糊料として用いられてきた。ノリウツギの名の由来である。ウツギの名がつくが、ウツギ属でなくアジサイ属になるから花はアジサイに似る。薬用には花や根が用いられる。 | |
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