アキノキリンソウ キク科 北海道から九州までの、日の当たる山野や丘陵などに見られる。セイタカアワダチソウに似るが草丈が低く、群生しない。民間で茎葉を煎用すれば腎臓病、膀胱カタルに効あり、とあった。新葉はお浸しや汁の実にして食べられる。 | |
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ツリガネニンジン キキョウ科 花が釣鐘状で、根が薬用ニンジンに似ているから付いた名のようだ。今でも少し山の方に行けば、土手などに生えているのを見かける。信州の高原では車窓からも見かけた。薬用部分は根、地上部が枯れたころ掘り上げて乾燥する。 春の新芽も山菜としてよく食べられる。 | |
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トロロアオイ アオイ科 ハイビスカスの仲間、黄色い大きな花を咲かせる。1年草であるが種が飛んで庭のあちこちに芽を出す。それで必ず1本だけを残しておくことにしているが、毎年、花を楽しませてくれる。和紙作りの糊に使われることはよく知られている。薬用には根を用いる。 | |
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ヌルデ ウルシ科 近くの丘陵地に数本生えているが、そのうちの1本には虫こぶがたくさん見られた。葉に虫がつくった虫こぶ、虫癭である。この虫癭を採集して熱湯に入れて中に入っている虫を殺し、乾燥したものが五倍子となる。 | |
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ワレモコウ バラ科 この季節になると、山地の田の畔などに生えているのをよく見かけたが、今はもうない。でも切り花用として栽培されているようで、花屋さんにはたくさん並ぶようになった。薬用には根茎を用いる。 | |
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