アカメガシワ トウダイグサ科

春の新芽が赤色になるのでこの名がある。「倭漢三才図絵」には菜盛葉として載せられていて、「山人用葉盛食物代器皿、故名菜盛葉」とあるから、この葉を食物を盛る皿のように用いたと思われる。葉および実は染料にも用いられる。
アカメガシワ トウダイグサ科 アカメガシワ トウダイグサ科
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ウコギ ウコギ科

北海道から九州までの山野に自生する。枝葉に棘があるから生垣に用いられたらしい。新芽が食用になり、春先には道の駅などで売られていることがある。茹でてお浸しやウコギ飯などにして食べるとおいしい。
ウコギ ウコギ科 ウコギ ウコギ科
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シオデ ユリ科

北海道から九州までの原野や林縁に生えるツル性の多年草。薬用部分は根と根茎で、7~8月頃、水洗いしてから日干しにする。新芽は山菜として人気が高く、茹でてお浸しや和え物にするとおいしい。
シオデ ユリ科 シオデ ユリ科
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ナンテン メギ科

本州中部以西、四国、九州に分布する常緑の低木。古くから栽培されていて、多くの園芸品種があることが文献などに記録されている。薬用部分は葉および果実。秋に赤くなった実を収穫して鎮咳薬などに用いる。
ナンテン メギ科 ナンテン メギ科
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ノアザミ キク科

本州、四国、九州の山野、路傍などで見られる。薬用部分は根で、花の時期に掘り上げて日干しにする。根はゴボウの代用として食用にもしたらしい。ヤマゴボウとして売られている味噌づけはモリアザミの根である。
ノアザミ キク科 ノアザミ キク科
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