スギナ トクサ科 山野や道端に見られる多年生のシダ植物。地下茎は長く横走し、春先には地上に栄養茎(スギナ)と胞子茎(ツクシ)を出す。ツクシは古くから食用に利用されてきた。薬用にはスギナを用いる。 | |
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ホトケノザ シソ科 畑や道端に普通に見られる。茎の上部で向かい合って着く葉の様子を仏座に見立てて付いた名であろう。茎の先端部に紅紫色の花を咲かせ、畑一面に繁茂しているとピンク色に見えることがある。民間で鎮痛や胃潰瘍に用いられる。 | |
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ヤツデ ウコギ科 暖地の山林に自生する常緑の低木で、庭に植えられることがある。テングノウチワとも言い、大きな葉は厚く光沢があって切り花に使う。花期は12月頃で、実は熟すとやがて黒色となる。薬用部分は葉。 | |
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フクジュソウ キンポウゲ科 福寿草は花壇綱目(1681)に見られるから、それ以前から栽培されていたであろう。縁起の良い花とされていてお正月の飾りなどに使われる。昔は多くの品種があったと記録があるが、今は存在しない。薬用部分は根および根茎。 | |
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カラスノエンドウ マメ科 道端や畑に生えるつる性の多年草。中国では救荒野豌豆と言い、凶作時の食草、飼料、薬用に使われたらしい。わが国でも新芽を胡麻和え、バター炒めや汁の実などに、熟した豆を炒っておやつにしたらしい。 | |
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